ホット ウイスキー

木漏れ日みたいに軽やか ザ グレングラント アルボラリスの家飲み

夜の空気を変えたいなら、派手さではなく明るさを選びます

家で飲む時間は、刺激を足すほど良くなるわけではありません。むしろ、音量を上げないまま気分だけが上向く瞬間があると、晩酌は続けやすくなります。

ザ グレングラントのアルボラリスは、その瞬間を作るウイスキーです。名前はラテン語で木漏れ日を意味すると言われています。口当たりはソフトなのに、香りの層がほどけていくので、静かに満足が伸びます。

ここでは木漏れ日モルトと呼びます

木漏れ日モルトとは、濃さで押し切らず、明るい香りで夜を前に進めるモルトのことです。甘みはあるのに重たくならず、飲み方を変えても崩れにくい。アルボラリスは、その条件にかなり素直に当てはまります。

理由はシンプルです。バーボン樽由来のバニラやトフィーの甘さと、オロロソシェリー樽由来の果実感が、同じ方向を向いているからです。ヴァッティング(複数のモルト原酒を合わせること)で、片方の個性を目立たせるより、輪郭をそろえる作りになっています。

香りの芯は果実と蜂蜜で、出口にスパイスが残ります

公式の説明では、フルーツと蜂蜜の香りがやさしく立ち、味わいはクリーミーなトフィーと熟した洋ナシに寄っていく、とされています。余韻は繊細なスパイスが長く続く方向です。明るい黄金色という言い方も、印象としてはよく合います。

度数は40度で、容量は700mlとして流通していることが多いようです。強さよりも、飲み疲れしにくい設計だと考えるとわかりやすいです。

軽いウイスキーは物足りない、という反論は正しいです

ウイスキーにコクや樽の濃さを求める人からすると、アルボラリスは主張が控えめに見えるでしょう。ですが、家で飲む夜には別の価値があります。

それは、肴や会話の邪魔をしないのに、存在感だけは残ることです。たとえば、帰宅が遅くなって、温かい皿は用意できない夜でも、チーズやナッツのような軽い肴に寄り添いながら、香りだけで満足を作れます。強さではなく、余白の使い方が上手いタイプです。

飲み方で表情が変わるので、家飲みの幅が広がります

ストレートは、木漏れ日モルトの中心が見えます。最初はやわらかく、途中からバニラとモルトの甘さが立って、最後に洋ナシがふっと残ります。舌に圧をかけないので、飲むペースが乱れにくいです。

ロックは、甘さの輪郭が締まります。氷が溶けるにつれて香りの出方が変わるので、同じグラスで時間を楽しめます。ゆっくり飲みたい夜に向きます。

ハイボールは、明るさが前に出ます。炭酸で軽くなるのではなく、香りが伸びる方向です。焼き魚や味噌の肴のように、香りが強い食卓でも合わせやすいでしょう。

買う理由は、派手なご褒美ではなく、続く気持ちよさです

アルボラリスは、特別な日にだけ開けるボトルというより、家で飲む夜の定番になれるウイスキーです。バーボン樽とシェリー樽の良さを合わせ、果実とバニラの明るさでまとめる。だから、ストレートでもハイボールでも迷いにくいです。

晩酌は、気合よりも継続で豊かになります。今日は重たいものは要らないけれど、何もないのも寂しい。そんな夜に、木漏れ日モルトはちょうどいい距離で寄り添ってくれます。

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