ビールのイメージ

馨和 KAGUA 飲み比べ12本 柚子と山椒で家飲みの香りが変わるクラフトビール

香りで飲むビールがあると、晩酌の速度が変わります。

グラスを近づけた瞬間に、柚子が先に来て、少し遅れて山椒が輪郭を作ります。馨和 KAGUAの飲み比べセットは、味の濃さを競うより、香りの立ち上がりと余韻の残り方で気分を切り替えていくビールです。家の食卓でも、外のバーでもない、自分のテンポで飲む時間に合います。

ここで大事なのは、ビールを冷やすか常温かという話ではありません。飲み方の軸を、喉ごしではなく香りに置けるかどうかです。馨和 KAGUAは、その軸を作りやすいように設計されたセットだと言えます。

このセットを「香りの軸」として扱うと失敗が減ります。

香りの軸とは、料理の種類が変わっても、晩酌の方向を迷いにくくする基準のことです。例えば、今日は魚、明日は肉、週末は鍋というふうに献立が揺れても、香りの方向が決まっていると、合わせ方が急に難しくなりません。

馨和 KAGUAは、柚子と山椒という日本の食卓に馴染む香りを中心に置きながら、ベルジャンスタイルという枠組みで作られています。ベルジャンスタイルは、酵母由来の香りが立ちやすいビールの型のことです。香りの設計が得意な型なので、食事の横で立ち上がりが見えやすいです。

12本の中身は、3つの表情が同じ比率で入っています。

この飲み比べは、Blanc、Rouge、Saisonの3種類が入る構成です。12本セットは、それぞれ4本ずつ入る形なので、気に入った1本を偶然で終わらせず、同じ種類を日を変えて試せます。ボトルは330mlです。

Blancは、白い皿に合う軽さではなく、香りの明るさで押してきます。

Blancはアルコール度数が8パーセントで、苦味の目安であるIBUは20です。柚子、コリアンダー、山椒が原材料に入り、最初の印象は爽やかですが、飲み進めるほどに香りの層が見えてきます。サラダや白身魚のような繊細な料理に寄せるだけでなく、塩気のあるチーズや燻製など、香りに負けない相手とも成立します。

Rougeは、ロースト麦芽の奥行きに山椒が影を落としてきます。

Rougeはアルコール度数が9パーセントで、IBUは45です。苦味の数字だけを見ると構えてしまいますが、実際は香ばしさとスパイスの輪郭が同時に来るので、肉料理や煮込みのように旨味が太い料理と合わせやすいです。赤身のステーキだけでなく、醤油や味噌の焦げの香りとも相性が作れます。

Saisonは、食卓の途中で切り替え役になります。

Saisonはアルコール度数が6パーセントで、IBUは20です。香りは軽やかですが、柚子と山椒が入っているので、ただ軽いだけで終わりません。揚げ物の油や、胡椒や生姜のような香りがある料理の横でも、口の中を単純に流さず、次の一口を迎える準備を作ってくれます。

合わせるコツは、料理の味付けより「香りの出口」を探すことです。

多くの人はペアリングを味の一致として考えがちです。もちろん、甘いものに甘い酒を合わせるような分かりやすさもあります。しかし馨和 KAGUAで気持ちよく当たるのは、料理の香りがどこから立つかを見て、そこに柚子か山椒のどちらかを重ねるやり方です。

例えば、焼き魚なら皮の香ばしさが出口になります。そこへRougeを置くと、ローストの香りが橋になります。鍋なら出汁の立ち上がりが出口です。そこへBlancを置くと、柚子の方向が自然に重なります。唐揚げなら揚げた香りが出口です。そこへSaisonを置くと、香りが散らずに次へ進みます。

受賞歴やレストランでの採用が語るのは、流行ではなく設計の強さです。

ビールの受賞は、好みを保証するものではありません。ただ、香りやバランスの設計が国際的な審査でも通用しやすいことは示します。馨和 KAGUAは受賞歴があると案内されており、特にRougeが海外のコンペティションで評価された記録も公開されています。

また、公式の説明では、星を獲得した店を含むレストランやホテルなどで扱われているとされています。ここで重要なのは権威づけではなく、食事と一緒に出す前提で選ばれやすいタイプのビールだという点です。つまり、単独で飲むより、食卓の会話の中で効いてくる種類です。

買う前に知っておくと安心なところも置いておきます。

3種類とも、原産地はベルギーとされています。パートナーの委託醸造所で醸造しているという説明もあります。日本の食卓に合う香りを、日本以外の醸造環境で再現するための選択だと考えると分かりやすいです。

保存方法は冷暗所で、冷蔵が推奨とされています。香りが主役のビールなので、冷えすぎて香りが閉じたと感じたら、注いで少し待つだけでも印象が変わります。急いで判断せず、数分の余裕を与えるほうが、このセットの良さが出やすいです。

アルコール度数は6パーセントから9パーセントです。軽い気持ちで連続して飲むより、グラス1杯ごとに料理を挟んで、ゆっくり進めるほうが似合います。20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。

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