箱を開けた瞬間から、晩酌の空気が変わる甘味があります
食後のテーブルに、小さな箱を置きます。ふたを持ち上げた瞬間、先に来るのは甘さではなく、カカオの香りです。飲み終わりの時間に、余計な盛り上げは要りません。香りが立って、口どけが静かにほどけていく。それだけで、夜がきれいに続きます。
この感覚を、私は「余韻の設計」と呼びたいです。晩酌の最後に必要なのは、量ではなく、記憶に残る輪郭です。MAMEILは、その輪郭を香りと温度で作るタイプのスイーツです。
チョコレートから作るという遠回りが、味の芯を作ります
MAMEILは、生チョコが挟まれたマカロンです。ただの生チョコではありません。Bean to Bar Chocolateという作り方を採っています。Bean to Barは、カカオ豆からチョコレートを作る方法です。豆の焙煎やすりつぶし、口当たりをなめらかにする作業までを自分たちでやります。
興味深いのは、理想の生チョコにたどり着くために、チョコレートそのものを自分たちの手で生み出すところから始めた点です。SOIL CHOCOLATEという自社のチョコレートを使い、そのチョコだけで生チョコマカロンを組み立てています。
さらに、3か国のカカオ豆を組み合わせて、香りやコク、酸味や苦みのバランスを狙っています。そこに時間をかける。延べ5日間の工程に加え、温度や秒数まで詰める。こういう執念が、口どけの雑味の少なさになって出ます。
小ぶりなのに、満足が残る理由
MAMEILは小ぶりに作られています。理由は単純で、マカロンとチョコレートの複雑さが、重たくならない分量に収まるからです。晩酌の最後に必要なのは、満腹ではなく、もう一口だけ余白が残る感覚です。
香りを食べるための箱です
MAMEILの体験は、口に入れる前から始まります。箱の中には、カカオハスクというカカオの殻が敷かれています。一般には捨てられがちな部分ですが、ここでは香りのために使われています。ふたを開けた瞬間に、ほろ苦い香りが一気に立ち上がり、食前香として楽しめます。
この仕掛けは、贅沢の見せ方としても上手いです。豪華な飾りではなく、素材の背景を香りで語る。しかも、捨てられやすい素材を再活用することで、無理のない形で持続可能な菓子作りにもつながっています。
晩酌と合わせるなら、濃さより香りの筋を合わせます
合わせ方は簡単です。主役はカカオの香りなので、香りの筋が通った酒が合います。ウイスキーならバニラや樽の香りがあるタイプが好相性です。ラムなら、スイーツ側にもラム酒が使われているので、香りがきれいに重なります。ワインなら、甘さを前に出すより、カカオやベリーのニュアンスがある赤が合わせやすいでしょう。
逆に、強い甘味をぶつけない方が上手くいきます。甘いデザートを増やすのではなく、香りの解像度を上げる。そう考えると、このマカロンは晩酌の最後に置きやすいです。
冷たいまま、少し待つだけで表情が変わります
この商品は冷凍保存が前提です。冷凍なら製造日から12か月、解凍後は7日間が目安です。解凍前はマイナス18度以下、解凍後は5度以下で保存します。食べるときは、冷たいまま一口目を取って、少しだけ温度が上がったところで二口目を試してください。香りと口どけが段階的に開きます。
自分の夜にも、贈り物にも使える理由があります
こういうスイーツは、自分のために買うのがいちばん納得感があります。ただ、贈り物としても成立します。箱や紙袋、発送箱まで体験として設計されているからです。受け取った人が、開けた瞬間に話題を持てる。これは手土産として強いです。
購入層としては、美味しいものへの感度が高い20代から40代の女性が中心で、個人だけでなく企業ギフトにも選ばれているとされています。晩酌好きの友人に贈るなら、酒の銘柄を当てにいくより、余韻の一粒を添える方が、気持ちが伝わる日があります。
買うなら今夜の予定に合わせて選ぶのが正解です
内容量は6個入りで、価格は3700円です。送料はカート追加時に800円が加算され、2個以上の購入で10パーセントオフの案内もあります。自宅用と手土産用を同時に買う。そういう買い方が一番きれいにハマります。
リンクはここです。https://mameil.com/products/chocolate
小さな夜に、強い輪郭を残したいときに
晩酌の最後を「甘いもので締める」と考えると、選択肢は増えすぎます。ですが「香りで締める」と考えると、必要なものは少ない。MAMEILは、その少なさを肯定してくれるスイーツです。今夜の飲み終わりを、静かに良い記憶へ寄せたい人に向いています。