夜の机に、小さな甘さが残っていると助かります
グラスを置いたあとに、もう少しだけ余韻がほしい夜があります。そんなとき、切り分けなくていい甘さがあると、気持ちの行き先が決まります。MAMEILの「Chocolateと超完熟南高梅」は、その役割を丁寧に果たすタイプです。口に入れた瞬間だけではなく、飲み物に戻ったあとも、味がほどけながら続きます。
この箱の核は「余韻の二層」です
ここで言う余韻の二層とは、同じチョコの世界に、香りの方向が違う2つの終わり方を用意していることです。片方はカカオの深さで終わり、もう片方は梅の酸味と香りで終わります。どちらが正解という話ではなく、飲む夜は気分が動くので、その揺れに合わせて着地を選べるところが価値になります。
同じ箱に入る、2つのフレーバーの意味
内容は6個入りで、MAMEILの原点とされるチョコレートと、和歌山県みなべ町の超完熟南高梅を使ったフレーバーが一緒になっています。ひとつの店の味を深掘りするというより、同じ土台から分岐した2つの道を比べられる設計です。だから食べ比べが「感想」で終わらず、次にどんな飲み物を合わせたいかまで自然に決まっていきます。
チョコレート側は、香りの輪郭がはっきりしています
チョコレートは、構想から発売まで2年かけたと紹介されています。さらに1粒を作るのにのべ1週間かかるとも書かれていて、時間が味の設計に使われていることが伝わります。使われるのは3か国のBean to bar chocolateです。Bean to barとは、カカオ豆から板チョコになるまでを一貫して作るチョコのことです。配合のバランスで、なめらかな口どけとアロマの厚みを狙っています。挽きたてのアーモンドで作るマカロン生地も、香りの土台として効きます。
梅側は、甘さより「果実に戻る感じ」が前に出ます
超完熟南高梅は、自然に落ちるまで樹上で完熟させた梅だと説明されています。プラムのような華やかな香りと酸味、そして旨みが特長だという位置づけです。ここが面白いところで、梅を酸っぱい調味の記憶から引き離し、果物として扱い直しています。コラボ相手のUME BOYSは、みなべ町で活動する若手の梅農家チームとして紹介されています。完熟した梅は繊細で輸送に向かず、生果で流通しにくいとも書かれています。その希少さが、フレーバーの説得力になっています。
冷凍で待てて、解凍後に遊べます
賞味期限は冷凍状態で製造日より12か月、解凍後は7日間とされています。冷凍はマイナス18度以下、解凍後は5度以下で冷蔵と案内があります。解凍は、固さを消す作業ではなく、香りを起こす工程だと考えると分かりやすいです。冷たいままだと輪郭が強く出やすく、少し温度が上がると香りが前に出ます。今日はどちらで食べたいか、その選択が晩酌の流れに馴染みます。
合わせる飲み物は、強さではなく「戻り方」で選べます
チョコレート側は、ウイスキーやラムのように香りが立つお酒と相性が作りやすいです。梅側は、酸味があるぶん、ジンや焼酎のソーダ割りのように口を切り替える飲み方とも合います。アルコールがない夜なら、ほうじ茶や無糖の炭酸水でも十分に成立します。大事なのは、甘さを追加するより、口の中を一度リセットできる飲み物を選ぶことです。そうすると次のひと口が、同じ甘さでも違って感じられます。
買う前に迷いやすい点だけ、先に片づけておきます
価格は税込で3700円と表示されています。カート追加時に送料800円が加算される案内もあります。2個以上の購入で10パーセントオフという記載も見えます。保管の前提が冷凍なので、冷凍庫の空きはあらかじめ確保しておくと安心です。アレルギーは卵、乳、アーモンド、ゼラチンが含まれるとされています。梅のフレーバーには着色料の記載もあるので、気になる方は原材料を確認してから選ぶと納得感が残ります。
小さな結びとして、これは「夜の終わり方」を買う箱です
甘いものは、気分転換にもごほうびにもなります。ただ、晩酌の文脈で選ぶなら、量よりも終わり方が重要になります。この商品は、カカオの深さで締める終わり方と、梅の香りで締める終わり方を同じ箱に置いています。どちらに向かうかを決めるだけで、家の夜が少しだけ組み立てやすくなるでしょう。
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