酒のイメージ

無濾過生原酒とひやおろしの意味が分かると、季節限定の日本酒は選びやすい。春日酒造で迷いを減らす

冷蔵庫の棚を見てから買う酒があります

季節限定の日本酒は、気分で買うものだと思われがちです。もちろん、それでも成立します。しかし通販では、受け取りと保管まで含めて決めたほうが失敗が減ります。春日酒造の季節限定は、その決め方に向いています。理由は単純で、商品名の言葉が飾りではなく、造り方の説明になっているからです。

季節限定の言葉は、味のキャッチコピーではなく仕様の短文です

ここでいう仕様とは、どんな工程を残し、どこを省いたかのことです。無濾過、生、原酒、袋取り、しずく、ひやおろし。どれも、買う側の気分をあおるための言葉ではありません。造りの手順を短く圧縮した言葉です。意味が分かると、見慣れない銘柄でも買う理由が立ちます。

無濾過生原酒は、搾りたての輪郭を残したまま届きやすい酒です

無濾過は、ろ過をしないという意味です。ろ過は、色や香りの調整のために行われることがあります。そこを省くと、酒が持っている成分の残り方が素直になりやすいです。

生は、火入れ(加熱処理)をしないことです。火入れをしない酒は、香りやフレッシュさが立ちやすい一方で、保管に気をつかいます。原酒は、加水(仕上げで水を足して度数を調整する工程)をしないことです。搾ったままに近いので、飲みごたえが出やすいです。

春日酒造の「井乃頭 純米 無濾過生原酒」は、ろ過、加水、火入れを行わない生原酒として紹介されています。ほんのり滓(おり)がある旨口とも案内されています。アルコール度数は17度で、保存方法は要冷と示されています。買う日を選ぶ酒です。冷蔵庫に余白がある日、受け取れる日が読める日に寄せるだけで、満足度が上がります。

開け方も少しだけ気にすると安心です。滓があるタイプは、振らずに静かに立てておくと、上澄みから楽しめます。途中から瓶をそっと回して、滓を少し混ぜると表情が変わります。どちらが正しいではなく、夜のどこで切り替えるかの話です。

袋取り無濾過生しずくは、急がない搾り方がそのまま味の理由になります

袋取りは、醪(もろみ)を袋に入れて吊るし、圧力をかけずに自重で滴る酒を集める方法として知られています。急いで搾らないぶん、雑味が出にくいと説明されることがあります。しずくは、その滴り落ちた部分を指す言い方です。手間と時間がかかるので、少量になりやすいとも言われます。

春日酒造の「井乃頭 純米吟醸 袋取り無濾過生しずく」は、袋取りで時間をかけて1滴ずつ雫として搾り、生のまま詰めた酒として紹介されています。滓があるフレッシュな日本酒とも書かれています。保存方法は要冷です。つまり、繊細さと手間が、冷蔵とセットで届きます。

このタイプは、食卓の真ん中で万能を担わせるより、少し静かな位置に置くと良さが出ます。グラスに少量を注いで香りを先に見て、次に料理を一口。こうすると、袋取りという言葉が飲む側の体感に変わりやすいです。

ひやおろしは、暦とつながる季節限定です

ひやおろしは、春にできた酒を夏の間に貯蔵し、秋に出す酒として語られてきました。信州では9月9日がひやおろしの解禁日として案内されています。日付がある酒は便利です。買った後に開ける理由が残るからです。

春日酒造の「井乃頭 純米 ひやおろし」も、季節限定として紹介されています。アルコール度数は15度で、保存方法は冷暗所と示されています。おすすめの温度は冷えと常温が挙げられています。生酒ほどの緊張感は要りませんが、秋の入口に合わせて用意すると気分が乗りやすいタイプです。

生酒が難しそうで避けたくなるときは、味ではなく手順で迷っていることが多いです

生酒の難しさは、飲み方の正解探しではなく保管にあります。要冷と書かれているものは、冷蔵が前提です。受け取りが確実な日を選び、届いたらすぐ冷蔵へ入れる。それだけで成功率が上がります。

飲み方は少量からで十分です。最初の一杯を小さくすると、香りと温度の関係がつかみやすくなります。飲み切るより、分かるところまで進める。季節限定は、そのほうが翌日の満足が残りやすいです。

ひやおろしを甘い酒だと決めつけると、選び方が止まります

秋の酒は丸みが出やすいと言われます。ただ、それを甘さと同一視するのは早いです。米や造りで表情が変わります。選ぶときは、甘いか辛いかより、合わせたい料理を先に決めるほうが落ち着きます。

魚介に寄せたいのか、肉の脂と合わせたいのか。香りを先に立たせたいのか、食中で流れを止めたくないのか。季節限定の言葉が分かっていると、この問いが短くなります。

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